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悩みヅッキリ 笑顔で商売

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商売がんばってまっせ

お客に信頼され60年「山本精肉店」山本 誠一さん(泉佐野)

2019.09.12

 

 

 

 

 

 

 

 

良質の肉の提供にこだわり続ける

 山本精肉店の山本誠一さんは、田尻町で60年以上続く精肉店の2代目です。

 お店の肉は、黒毛和牛(食用に育てられた生後2年以内の牛のA4 霜降りも良質)を仕入れています。乳牛、ハーフ(黒毛和牛と乳牛の交雑種)は業務用などのみで、店頭では取り扱っていません。

 一番上はA5ランクでたまにはA5も取り扱っていますが、ブランド牛は名前が高くつくので、A4を扱っています。質の良さと味を知ってもらえたらお客さんは来てくれると考え提供しています。

 以前の仕入は、黒毛和牛の一頭買いをしていましたが、近くに新しくできた住宅のお客さんのニーズにあわせて、半頭買いとよく出る部分肉を仕入れています。仕入値は上がってきていますが、良質の肉を提供しないとお客さんに喜んでもらえないし、スーパーなどとの差別化のために黒毛和牛を扱っています。

 肉の一頭買いや半頭買いの場合は、肉をさばくのに4~5年の経験が必要ですが、2人の息子さんも長年、経験を積んでいます。

 

専門店の強みを活かし口コミが宣伝に

 山本精肉店は、スーパーや百貨店のように宣伝をしませんし家賃もかかりません。その分お客さんに、質と味の良い肉を安く提供できます。

 また、家族経営の強みで3人が肉をさばくので、地元や遠方からこられるお客さんの注文を聞き、その都度冷蔵庫から取り出してさばくので、陳列にたくさん並べ劣化を早めるのではなく、新鮮な肉が提供できます。

 新鮮で質の良い肉を提供することで「ここのお店の牛肉はおいしい」とお客さんの信用を得て、持続的に経営を発展させています。

 「儲けに走って質をおとしたらあかん、味を守る」ことを心がけています。お客さんからの厚い信頼で宣伝を行わなくても、口コミで、地元や泉佐野市や、阪南市、岸和田市、熊取町など、遠方からもお客さんが来店があります。

 「孫が『じいじいのうちへ行くとおいしいお肉が食べられる』と喜んで遊びに来てくれる」とお客さん言われるなど、味にこだわった商売をしていてよかったと感じています。

 お店は、午前は病院、学校、障がい者施設などの配達で忙しいので、コロッケやミンチカツは夕方から販売しています。

 今後は、仕事を徐々に後継者に移して行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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