育った町に「憩いの場」をつくりたい「Cafe Ivy」(カフェ アイビー)西 真佑実さん(港区)
2020.01.15
ベビーカーも入りやすいお店
JR環状線弁天町南口より南西にある磯路中央公園に面しており、お昼のサラリーマンの来店は比較的少ない立地です。公園に散歩に来る子ども連れのお母さんには好評です。また、テラス席には、ペットを連れたお客さんが来店します。
ゆったりとした店内の真ん中には、8人掛けのテーブルがあり、カフェというよりも喫茶店感覚で、コミュニケーションを楽しみに来られる方も見かけられます。
第二の人生を輝かせる
西さんは、港区朝潮橋の出身、5年ほど家族経営の喫茶店を経営された後、会社員として本町で働いていました。定年が近づくにつれ、港区でカフェを開業することを志していました。
退職と同時に、第一線のプロの指導が得られるレコールバンタンのカフェ・オーナーコースで6ヶ月修業されました。港区内のテラスがある物件を探して、公園に面した店舗に出会い、2018年1月の出店にこぎつけました。
「スケルトン」での引渡しだったので、内装も自前で、天井はむき出しのコンクリートスラブで施工して、経費を削減しています。店装デザインは、カフェのイメージで、良い雰囲気を醸し出しています。
厨房には、ラ・マルゾッコ社の400杯が出せる性能の業務用エスプレッソマシンを設置しています。お店で働いているアルバイトの方たちにとってこのマシンは、憧れの的となっています。