”三方良し”の経営でお客さんに望まれる工事を「三幸ペイント」津門 光浩さん(茨木・建築塗装)
2017.05.31
仕事に誇りを持ちたい…開業までの歩み
建築専門学校を卒業後に住宅リフォーム会社や外壁塗装工事会社に勤務して、住宅関連の塗装工事のノウハウを取得されて、3年前に独立して三幸ペイントを創業されました。この業界での、二十数年の営業経験を活かして、事務所のある茨木市を拠点として関西一円での外壁塗装工事を受注して、着々と自店の経営基盤を固めてこられ今に至っています。
外壁塗装工事には、サイディング・モルタル・トタン・板張り・ALC(軽量気泡コンクリート)の5種類があり、それらの特徴に適合した材料や工法を選択して、構造性能、耐火性能、耐久性能、快適性能、経済性能を実現することが必要です。
独立の契機となったのが、「ノルマに追われて、高級志向な営業姿勢」ではなく、お客様のニーズに合わせた仕様での提案を行い、施工後に喜んで頂ける外壁塗装業者として誇りを持った営業がしたかったとの思いからです。そのためには、施工時に、外壁に求められる諸性能を理解し、設計から工事、管理、メンテナンスまでを通して、外壁に関わる効率的・ 効果的な作業ができるよう学習を積み重ねる努力を行っています。
三者が満足するベストな施工を
三幸ペイントの特徴を一言で言うと、近江商人の「三方よし(売り手よし 買い手よし 世間よし)」の塗装業版です。
お客様(施主)と職人(施工者)、三幸ペイント(受注者)の三者が満足いく結果を出せるように取り組むことを肝に銘じて施工されています。見積もり段階で施工内容を説明して施主から発注して頂くこと、職人さんへの施工内容(材料、工法)の仕様確認や足場組、洗浄、下地補修、養生、下塗、中塗・上塗での進捗チェック、完工検査を行い施主の了解を得ることで、顧客満足をいただいています。
特に留意しているのは、工事管理はもちろんの事、着工時の工程を職人任せにせずに独自のチェックを行って、ミス防止を心がけています。