また食べたい!「絶品シューマイ」「中国料理 山丁(やまちょう)」松原 榮さん(柏原)
2017.06.26
20年の修行を経て夫婦で開業
山丁の松原さんは、大衆中華料理店とホテルで中国料理を20年間修業をして、1993年に柏原市上市で開業されました。手づくりシューマイと中国料理を提供しています。 こじんまりした食堂風のお店ですが、充実したテイクアウトと出前メニューも豊富で、本格中華料理が楽しめる、夫婦のやさしさがあふれるお店です。
お店の宣伝は、年一回おせち料理の時に折り込みチラシを行います。美味しさで、”オススメしたいお店”として、お客さんが、友人や知人に口コミで広げてくれています。
食材にこだわり地元に愛されるお店
味のもとになる水は天然水を毎週汲みに行き、油は地元の綿実油を使い、香辛料は専門店で、野菜などは地元のお店で新鮮なものを購入しています。味は、地元の方が好まれる「あっさり味」と「中国風のすこし辛い味」など、工夫しています。メニューも100以上あり、料理少なめのハーフメニューもあります。
開店当初、大阪市内での経験を活かし、柏原地域のお客さんの味に対する感想や意見を聞きながら、毎日お客さんに合った「味づくり」にこだわりました。おかげで、河内の「一時(いっとき)」・大阪の「一時(いっとき)」と言われる最初の3カ月は「たくさん来られるが後は激減する」こともなく、お客さんが増えていきました。看板のシューマイは、平日は100個、土~日は200個が売れる文字通り人気商品に。開店当時11軒の競合店がありましたが、高齢等での廃業もあり、現在は2軒に減りました。
柏原市では、若い方がお店を開店することが増えてきています。「一緒に地域を元気に」とお店の宣伝を兼ねて、各種のイベントに参加しています。今年5月に行われた、全国美食フェスィバルin柏原・柏原うまいもの総選挙には、「揚げシューマイのフカヒレあんかけ」の限定商品を出し、第3位になりました。イベントでは新しい顧客開拓にも繋がっています。