平和で みんなが安心して暮らせる世の中にしたい
2022.11.26
私たち民商は、戦後から一貫して「平和でこそ商売繁盛」を信条に、様々な悪政に仲間と一緒にたたかってきました。
今、岸田政権は、支持率低下の中でも国民を守り平和を守る政策ではなく、毎週憲法審査会を開き、軍拡への憲法改悪を加速させようとしています。この危険な動きに、大阪市生野区で旗店を営む北田さんにお話を伺いました。
生野民商副会長の北田さんは、10年前から通りに面した立地を生かし、「私は日本を戦争する国に変える憲法改悪に反対します」と垂れ幕を家に掲げています。
北田さんは、戦後父親が始めた旗店を高校業後継ぎました。平和への関心を持ったのは、子どものころベトナム戦争の映像をテレビで見て、「何で戦争するんやろ」「誰もとくせーへんのに」と思ったとこがきっかけでした。「日本の政治は、アメリカ言いなりで、中古の武器を買わされ、その資金のために国民には増税し軍事費をどんどん増やしている。第二次世界大戦で、戦争はしないと国として誓ったのに、今はそんなことはなかったかのように知らんぷり。それは間違っているやろ!今、俺ができることは、たいしたことはできないが、家業の旗で、戦争する国づくりに反対だと主張しよう」と思い、10年前に「反対」の垂れ幕を自宅に掲げました。
初めは「憲法改定」となっていたのですが、2~3年前に突然若い女性が訪ねてこられ、生徒が表の垂れ幕を見て「あの意味は、軍隊を持つべきとか戦争に賛成しているとか、誤解していますよ」と言って来られました。子どもたちにそんな風に読まれているのかと悩みましたが、今の「憲法改悪」に作り直し「戦争する国づくりに反対」を主張しました。北田さんは、いつか誤解をしていた子どもたちにも思いが届くように、「憲法改悪反対の署名」で対話を広げています。
「平和でみんなが安心して暮らせる世の中にしたい。商売は平和でこそ繁盛するもの。戦費拡大のための消費税増税、商売をつぶすインボイスには大反対で、民商の仲間と一緒に声を上げていきます」と、話しています。
皆さんも、ご一緒に「憲法改悪反対」「商売・くらしを壊す消費税の減税、インボイスは廃止」の声をあげましょう。
※署名用紙は、民商・全商連のホームページからもダウンロードできます。https://www.zenshoren.or.jp/member