インボイスなんて絶対いらない!小規模事業者ほど死活問題にも
2023.10.20
54万人の反対の声を無視して、10月から実施されたインボイス制度。小規模事業者の間では不安と混乱が広がっています。
今、「今まで何も言わなかった得意先からインボイスの番号を求められた」製造業、「親方から言われて、インボイスを登録したが何をどうしたらいいかわかない」建設職人など、相談が増えています。
民商では、「どうしたらいい?」の声にこたえ、みんなで集まって、話し合い、知恵を出し合い、励まし合って大好きな商売を続けていこうと学習・相談会を開催しています。
学習・相談会では、消費税の仕組みを学習し、計算シート使って消費税の負担増を計算したり、またインボイス(適格請求書)の書き方や帳簿のつけ方などの実務についても話し合っています。
インボイス登録は消費税課税業者になることとセットです。消費税は、赤字でも納めなくていけません。また、煩雑な事務処理もたいへんな負担がかかります。
こんな業者いじめのインボイス制度は、即刻中止すべきです。また大企業には優遇税制で、中小業者に重い負担を強いる消費税は引き下げるべきです。このままでは、廃業に追い込まれる小規模事業者も増加し、消費税の滞納が増える悪循環の税制です。
参加者からは、「忘年会など会社関係の団体予約が多く領収書に番号が必要だ。ほんとは登録したくないが商売のためにはしかない。商売のことだけに集中して頑張りたいのに」、「こんな小さな店で負担増はわかっているが、お客は会社関係が主なので登録せざるを得ないが、消費税はいらんわ」「何のためにこんなややこしい制度を押し付けるんや」など、怒りの声も上がっています。
民商では、「インボイス中止を求める署名」で怒りの声を集め、商売を守っていくための自主計算をすすめています。ご一緒に声をあげ、インボイスを中止させましょう。
インボイスのこと、資金繰りなど、商売のことなら
ひとりで悩まず、まずは民商に相談を!