消費税10%中止!民商で元気に商売続けよう
2018.03.12
飲食業を昨年開業したAさん夫婦は初めての申告に不安になり2月に民商に入会しました。旦那さんは長い間料理人として勤めていて、念願の自分のお店です。お金のことは奥さんが担当していましたが、日々の営業に追われ帳面付けも滞ってしまっていました。領収書の整理の仕方から民商独自の手書きの自主計算ノートのつけ方を聞いて「これならできそう」と始めました。自主記帳を進めながら申告に向けて民商で税金の仕組みと権利を学び、実際に税金や国保料を計算してみてびっくり。自営業者になって初めてサラリーマン時代には知らなかった「税金」の重みを感じました。
安倍政権は2019年10月に消費税10%・複数税率・インボイスの導入を狙っています。飲食料品・新聞が8%に据え置きになっても、一人あたり約4万円の負担増になります。インボイス方式になると請求書に登録番号が必要になり、その番号は課税業者しかもらえません。免税業者は自ら課税業者になるか、取引から排除されたり値下げを強要されるなどすべての業者に関わる深刻な問題です。
民商は商店街や街頭で消費税増税反対の署名活動に取り組んでいます。ある喫茶店は「増税されたら困る。お客さんにも書いてもらった」、小売店では「10%になったら続けていけない」、駅頭でも「10%になって喜ぶ人なんておらん」「税金きちんと使ってほしい」など政治への怒りや厳しい声があげられています。消費税が増税されるとAさんのように開業の夢をかなえた方や長年景気が厳しい中でも頑張って続けてきた方など、地域に根付く中小業者が廃業に追い込まれます。怒りの声をあげ、10%増税を中止に追い込みましょう。
民商と一緒に地域と商売を元気に!
署名用紙はこちら。お近くの民商までお届けください。
和泉高石民商の「消費税増税中止!自動車パレード」の様子