給付金や補助金の申請だけでなく いろんなつながり作れます
2020.09.16
入会して仕事のマッチングも
大阪市内で先日、外国人の溶接工のかたが入会しました。建設関連の工場に入り込んで仕事をしていましたが、コロナで仕事がゼロになり生活がピンチに。お兄さんも同じところで仕事をしており、職場の人に生活のしんどさを話すと、「民商に行ってみたら」と勧められました。2人で民商に行き、すぐに持続化給付金を申請し支給されました。当座はこれでしのげますが、仕事の見通しは不安でした。
たまたまこのかたが入会した日の午前中、会員から「溶接できる人を探している」という話を事務局が聞いたばかりで、「実は募集の話があるんですけど」と振ってみると「すぐに会いたい!」。その晩には面接が決まりトントン拍子で会員の工場で働くことになりました。
「補償はわずか。なぜ今、都構想?」ライブハウスが入会
ライブハウスを経営する方がコロナでライブ活動が中止になり、給付金の相談で入会しました。「国や大阪も自粛ばかりで補償はしないことに腹が立ちます。住民投票は市民や府民のためにならない。海外ではミュージシャンたちが政治的な主張をするのは当たり前。みんなもっと、声を上げるべき」と話します。同じ地域で持続化補助金に挑戦中の会員のレコードショップとも知り合いで、自主レーベルで作成したCDを店頭に置いてもらっています。バンドやレコードショップの人たちを中心に「ライブハウスを守ろう!」というプロジェクトも進んでおり、民商も積極的に支援しようと考えています。
商売続けたい!補助金学習会に参加し入会
海外から日用品雑貨を仕入れてネットで販売している25歳の青年業者が入会しました。この間、コロナで輸入がストップし何か支援策はないか必死で探していました。その中で持続化補助金の事を知り、さっそく近くの民商へ相談に行きました。スタッフから「補助金の学習会に行ってみませんか?」と声をかけられ、思い切って参加。コロナ特別型の補助金を活用できると知り、各地から集まった若い業者ともつながりができました。そして「民商で補助金にチャレンジしたい」と翌日入会し、いま準備を進めています。