取引先から「インボイスを登録するように」と言われていませんか？民商では学習会を開催し、業者どうしで対策を交流。インボイス中止の運動をすすめています。

【此花民商】は９/１８にインボイス学習会を開催。クリーニング店は「取引先の会社からインボイスを言われるはず。そうなると、高い消費税を払わされる。こんな制度は中止させなあかん」と怒ります。会長の金田雅秀さん（建設業）は「インボイスを知らない業者がたくさんいる。あわてて登録せず、民商に相談するよう知らせよう」と呼びかけました。

【都島民商】は９月８日、９日、１２日の３日間インボイス学習会に取り組み、合計１８人が参加しました。会長の西岡定雄さん（不動産管理）が制度の問題点を説明し、インボイス中止の運動を広げようと強調。その後、参加者の商売の状況を聞きながら、どのような対策が必要かみんなで話し合いをすすめました。洋服リフォームの会員は「世間では『登録しろ』という雰囲気だが、今日の話を聞いて、慌てなくてもいいということが分かった」とひと安心の様子。一方で「記帳が重い負担になって悩んでいる」と学習会が終わってからも３０分以上話し込む参加者もいました。今後も学習会を開き、インボイスの問題点を徹底的に知らせていきます。