社会保険料で悩んでいませんか?
2023.12.14
「差押予告通知が送られてきた」「無理な分割計画を押つけられた」「一括納付を迫られている」―。社会保険料の納付をめぐって多くの相談が寄せられています。民商の全国組織である全国商工団体連合会(全商連)は11月に、日本年金機構・年金事務所の監督責任を負う厚生労働省に「社会保険料の徴収行政是正」要請を行いました。「行き過ぎた現場の対応は、事実確認をした上で、是正を図るよう指導する」ことを約束しました。
当事者も参加して「定期的に分納していたが、担当者が代わった途端に強権的な取り立てになり、うつ病やパニック障害になった」と告発。「せめて従業員の給与や生活費に充てる分だけは、差し押さえを解除してほしい」訴えました
今後についても「『困った』という声を全商連で取りまとめていただければ、年金機構から資料を取り寄せ、事実確認をし、個別に指導する」と明言しました。
「売掛金が回収できなくなって資金繰りが行き詰まった」「災害などの被害を受けた」など、やむを得ない理由で社会保険料が払えなくなった場合は「換価(売却)の猶予」や「納付の猶予」制度が活用できます。
社会保険料のことで悩んでいる方は民商にご相談ください。
全商連HP 社会保険料特設ページ https://www.zenshoren.or.jp/syaho