毎年３月１３日は民商が重税反対全国統一行動に取り組む日です。今回、大阪では４０か所以上で集会・デモを行いました。今年で５５回目を迎えたこの行動は、税務署による強権的な税務調査や申告額のつり上げが横行していた１９７０年当時、民商が立ち上がり「納税者の権利を守ろう」「憲法に基づく自主申告を認めさせよう」と呼びかけたのが始まりです。その後、中小業者だけでなく、労働者や農民、女性団体なども参加し、国民各層が重税への怒りを結集する一大決起の場として発展させてきました。

南河内集会では、朝から確定申告書を手に中小業者が続々と集まりました。参加者からは「税務署は業者が相手なら厳しいのに、自民党の裏金は見逃すなんておかしい。今日は政治への不満を訴える一日にしよう」、「トマホークミサイルを買う予算を国民に回せ」、「悪政に抗議してきた倉敷民商が弾圧されて10年。事務局員の禰屋さんは今も裁判をたたかっている。無罪を勝ちとるために、ぜひ支援を」など、力強い発言が相次ぎました。

大正区では、集会後に元気よくデモ行進。参加者一同で「インボイスはいますぐ廃止」「消費税下げて景気を上げろ」「自民の脱税、絶対許さん」とコールしながら、沿道にアピールしました。