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能登現地支援へ 進まぬ復興に怒り!国・自治体は業者の踏ん張り支える支援を

2024.06.21

6月14日~16日、民商・大商連から8人で能登震災の現地支援へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

14日に大阪を車で出発し、金沢市へ。奥能登へ向かう「のと里山海道」は、道路の崩落カ所があるため一方通行になっており、道もガタガタ。車道から落ちた車がそのまま放置されている所もありました。

 

 

 

 

 

 

輪島市では倒壊した家屋が多数残っており、朝市通りは瓦礫が広がる悲惨な状況で言葉が出ませんでした。一方、行政やボランティアの姿はほぼ見かけず、支援が圧倒的に不足していることがよく分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15日は輪島市内で能登民商の役員さんたちと合流し、地域の会員訪問へ。被災の状況、商売への思いなどたくさん話を聞きました。一部を紹介します。

・美容室Iさん

「お客さんからの要望で4月に商売を再開した。窓ガラスは割れ、中も片付けが残っていたので躊躇したけど、『気にしなくていい』『料金の値引きも不要』と言ってくれた。お客さんに支えられている。必死で頑張っている人への支援があまりに少ない。国、県はしっかりして!」

・整体院Oさん

「10数年前の地震で被害を受けて建て替えたので、今回被害はマシだった。ただ住宅の基礎にはヒビが入り、内装のクロスはビリビリ、給湯器も壊れた。支援が何もないので辛い。元々、出張専門で経営していたが、今はお客さんが被災して大変なので来店してもらう形に変えて頑張っている」

・輪島塗蒔絵師Sさん

「1/1は珠洲市の峠を車で走行中に被災。避難所で5日間車中泊し、その後輪島市の自宅へ7~8時間かけて帰った(通常なら1時間)。帰ると自宅兼事業所は足の踏み場もなくぐちゃぐちゃ。電気も水もないのにどうしたらいいのかと気力を失った。2月に電気が戻り、水道は結局5月末に復旧。大変だが、仕事を少しずつ再開。復興支援として買ってくれる人もいる」

・喫茶店Oさん

「輪島朝市通りで50年商売してきたが、店と自宅が全壊に。金沢で過ごし、5月から仮設住宅に入居。これまでの地域のつながりが切れ、隣に住んでいるのがどんな人かも分からない…。くよくよしていても仕方ない。店の再開めざす」

大変な中でも前向きに頑張ろうとする能登の会員さんの姿に、こちらが勇気と元気をもらいました。

 

最終日は、羽咋市の社会福祉協議会ボランティアとして地域の住民の方の引っ越しを手伝いました。参加した役員が手際よく家具の移動、運搬、組み立てを行って喜ばれました。

 

参加者からは

「政治と自治体の対応の遅れが本当にひどい。会員さんが前向きで元気で、その姿がぐっと胸にきた」

「半年過ぎても復興が進んでおらず、怒りを覚えた」

「被災地の現状が大阪ではほとんど報道されていない。もっと多くの人に知ってもらいたい」

「復興を大阪万博が阻害していると実感」

「業者支援、被災者支援の貧しさを実感。それでも踏ん張る会員さんのパワーはすごい」

「次回は珠洲市に支援に行きたい」

など感想が出されました。

引き続き大阪からの支援を強めようと相談しています。

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