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今年も参加しました「核兵器なくそう 女性の集いin長崎」

2017.08.23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<写真>

左上「核兵器なくそう女性の集い」国内外から700人参加。  

右上「無窮洞(むきゅうどう)」…旧宮村国民学校の生徒たちが掘った防空壕で説明を受けました

左下「浦上天主堂」‥旧天主堂のマリア像は原爆で破壊され、焼け跡から頭の部分だけ見つかりました

右下「原爆が投下された11時9分に無窮洞前で黙祷」

 

大商連婦人部協議会(大婦協)では、8月6日と9日の広島・長崎の「原爆の日」に合わせて毎年平和ツアーを組み、「核兵器なくそう女性の集い」に参加しています。今年は8月8日から9日にかけて長崎へ行きました。

 

参加したメンバーは総勢18名。幼い頃に満州から引き揚げて来た人や、父親が中国に出征した人、去年、大婦協の平和ツアーで小学生の子どもと一緒に広島に行って衝撃を受け、「ぜひ長崎にも行きたい」と希望された人などで、初参加者が9名でした。

 

原爆資料館は大変な混雑で海外の人も目立ちました。展示の近くにはガイドさんがいて、原爆のすさまじい破壊力と熱風について具体的に説明されるので核兵器の非人道性がよくわかります。資料館を出てからは、平和ガイドさんの案内で2チームに分かれて平和公園や爆心地周辺を見学しました。ガイドさんのおひとりは5歳の時に被爆されたかたで、高齢にも関わらず炎天下の中を2時間案内してくださいました。汗ビッショリになりながら言い忘れのないように重たそうなファイルを時々めくって、旧松山町防空壕跡、永井隆記念館、山里小学校・・と丁寧に説明されました。

 

長崎ではこのように、市民ガイドさんが訪れた人に平和の尊さを伝導しています。その姿を目の当たりにし、この「日常不断の努力」で憲法9条が守られていることを実感します。同時に地元に帰って「私たちは何をなすべきか」と参加者一同、強い啓発を受けました。

爆心地では婦人部員さんに折ってもらった折り鶴を捧げ、「戦争をしてはならない、させてはならない」と誓いました。

 

また、原爆資料館の近くには、市民の寄付で設立された「岡まさはる記念・平和資料館」があります。岡まさはる氏は牧師であり、長崎市会議員を3期つとめ、日本政府が隠してきた「朝鮮人被爆者」の日本の責任を社会に訴えてきた平和活動家です。資料館では史実をもとに日本の加害責任と侵略戦争の犠牲の実態を当時の写真などで知ることができます。

韓国や中国、アジアにおける日本の占領と侵略の歴史や、強制連行して過酷な労働や生活を強いた日本の加害責任についても、誠実に向き合うことの大切さを考えさせられました。

 

「戦争を望む人」はいません。しかし、戦争を止められなかったことや、反対の声をあげられないほど国民、とりわけ女性は無権利だったのが70年前の日本です。過去の歴史と向き合い、権力を絶えず監視し批判するリテラシーと行動をおこさなければ、過ちは簡単に繰り返されます。参加者ひとりひとりそのことを胸に刻みました。

戦後、平和憲法と共に女性たちはようやく権利と平等を獲得しました。受身ではなく、女性はその力で「戦争も核兵器もない世界をつくろう」と足を出し、被爆者とともに世界中の人びとを動かし、ついに今年の7月7日に「核兵器禁止条約」が採択されました。今年の「核兵器なくそう女性の集い」には世界各国から多くの女性が参加し、会場は熱気でいっぱいでした。

 

平和に生きる権利があってこそ個人の尊厳も商売も大きく発展します。各婦人部では平和ツアーに参加した人による「報告集会」も計画されています。婦人部では平和運動に今後も力を入れていきます。

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