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月次支援金-36回以上の「不備ループ」から支給へ

2022.03.01

ホテルなどに出向いてマッサージ施術をおこなっているMさん。コロナ禍でのホテル宿泊客の激減に伴ってマッサージ利用者も激減。一昨年に持続化給付金を申請しましたが、売上が戻らず月次支援金を4月分~10月分まで申請することに。

申請後4月分について「2019年~2021年までのすべての通帳、請求書、経費などの添付」と最初の不備メールが送られてきました。資料の多さに驚きながらも、指摘どうり通帳のコピーや契約会社への請求書などを揃え、経費については全て派遣先の支給であり発生しないことをメモに書き添付し返しましたが直ぐに次の「不備メール」が。その後も同じ内容の「不備メール」が何度も届き、コールセンターに電話しても「メールに書いてあるものを出して下さい」の一点張り、理由もわからないまま4月分は不支給になりました。同様に5月分についても「不備」の指摘が・・・

やり取りも30回を超えもう諦めようかと思っていた時に、民商で不備メールオンライン交流会があると誘われ参加。「自分以外にも不備メールで困っている人がいることを知り最後まで頑張ってみようと思った」とMさん。2月4日の中企庁要請にむけ「不備の指摘にも誠実に答えてきました。どの部分が悪いのかを指摘して欲しい」と早期支給を訴える要請書を作成し提出しました。また、嫌だったコールセンターにも電話をかけ続け対応を求める中で「給付対象の区分を見直してはどうか「派遣先ホテルの施術料金表を貼り付けてみては」など指示が具体的になり、ようやく給付決定となりました。

Mさん「何度も諦めかけたが、他にも頑張っている人がいることを知り励まされた。自分の経験が他の人の役に立つなら嬉しい。」と話しています。

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