民商婦人部では、3年ごとに業者婦人（自営業で働く妻や家族従業者・女性経営者）の実態調査を実施しています。

全国で約1万人、大阪は1344人からアンケートが回収されました。

2019年5月に実施したアンケート結果を一部紹介します。

• 消費税１０％増税は？

①絶対に困る　996（74.1%）　②やむを得ない　82（6.1%）　

③増税すべき　2（0.1%）　④わからない　61（4.5%）　

⑤その他　12（0.9%）　　　無回答　191（14.2%）

• 生活での困り事は？

　①老後の不安539（40.1％）　

　②自分や家族の健康・病気327（24.3％）　

　③子どもの事164（12.2％）

　④生活費が足りない140（10.4％）

　⑤自分の時間が取れない138（10.3％）　

　⑥国民・年金保険料の支払い126（9.4%）

• 健康診断は？

①年1回受診　698（51.9%）　

②2、3年に1回受診　215（16.0%）　

③3年以上受けていない 　316（23.5%）　

④無回答　115（8.6%）

• 自営業でよかったと思うことは？（複数回答）

①年齢に関係なく働ける 　　　621           

②お客さんに喜んでもらえる　　456       

③自分のペースで仕事ができる　429　

④時間が自由に使える　　　　　362

⑤納得のいく仕事ができる　　　201　　

✦消費税１０％増税が中小業者の経営に大きな打撃となっています。アンケートでは１０％増税は「絶対に困る」という回答が７４％にのぼりました。

✦生活の困り事では「老後の不安」がトップでした。「自分や家族の健康」という回答も多いですが、

「年に1回、健康診断を受けている」人は51％にとどまっています。

✦アンケート結果をもとに民商婦人部では社会保障の充実や経営支援を求める自治体交渉を行います。