「小規模の強み」発見! 町工場の見学に行ってきました。
2017.01.28
去年の10月ごろに民商の会員さんの工場を見学に行ってきました。
お邪魔したのは大阪市港区の会員さんのところ。
住宅街の中にある工場で、プラスチックの加工をされています。
仕事についていろいろとお話を伺いました。
金型技術の向上や生産の海外移転などで国内から手作業でプラスチックを加工する仕事が減っていき、
従業員を多く抱え大量生産を行ってきた大手が倒産・廃業していくという状況の中、
3人という少人数での経営に徹し、小ロット・多品種に対応してきたことで、不況の中でも生き残ってこられました。
温度の変化で寸法が変わったり、樹脂の種類によって硬さや削りやすさなどの材質が大きく異なるのが、
プラスチックの成形・加工の難しいところであり奥が深いところです。
この工場では、経験と熟練の技を用いてさまざまなプラスチックの加工を手がけています。
注射器で接着剤を塗り、2種類のプラスチックを手で貼り合わせているところ
多種多様な業種の会員さんが集っている民商では、
お互いの工場やお店の見学や、経営交流、夢をカタチにする事業計画づくりなど、
会員のネットワークを生かし、中小業者が励まし合える経営の取り組みも行っています。
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