親子二代、兄妹それぞれ、これからもずっと民商
2017.01.28
商売するならやっぱり民商
親子二代、兄妹それぞれ、これからもずっと民商
年明け早々、民商会員の奥さん(内装)とその娘さん(25歳)が一緒に事務所を訪れました。ずっと飲食店で修行してきた娘さんが念願の居酒屋をオープンしたので入会したいという相談でした。
お店は地下鉄の駅から離れたところにありますがおいしいと評判でお客さんが途切れず、お母さんも内装の仕事と掛け持ちで居酒屋を手伝って切り盛りしています。
「初めての申告なので納得いくまでいろんなことを聞いて申告したいんです」と、税金の仕組みを学びながら自主申告の準備を進めています。
それから1週間後。今度は家業の内装工事を手伝っていたお兄さん(27歳)が入会しました。独立して自分で事業を始めることになったのです。独立の準備をしながら現場で労災や社保の加入が厳しくなっているのが疑問でした。
何気なくお母さんに聞いてみたところ「社会保険や労働保険に入っていない業者を国は現場に入れない方針やねん」、「強制加入の対象ではない一人親方にまで、元請が『法人にして加入しろ』と理不尽なことをいうてるらしいわ。国会で問題になってた」・・など詳しく説明して「商工新聞に載ってたやろ。読んどきや」と言われました。
お母さんが商工新聞をじっくり読んでいるのは見ていましたが、業界の動きや記事を自分の仕事に役立てている姿を想像したことがなかったのでびっくりしました。
「独立したら経営のことをもっと勉強せなあかんな」の思いを強くし、民商に相談しながら商売を成長させていこうと兄妹それぞれ夢に向かって頑張っています。