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商売と生活を脅かす差し押えはゆるさない!分納計画も示して差し押えを解除

2024.03.27

国保料の滞納相談が増えています

 先日、相談があったのは東淀川区の内装業Kさん。数年前に税金や国保料の支払いが重なり、一番高額な国保料が後回しになっていました。昨年からは地方の現場への出張が増えて、区役所からの通知を見落としていました。
 今年2月、売掛金の入金日に口座を確認すると、あるはずの売掛金がなくビックリ!口座全額が差し押えられていました。これでは職人の給与や諸経費、自分の生活費も払えないと民商へ相談に来られました。
 翌日には区役所へ行き、帳面も示して差し押え解除を求めましたが、区職員は「一括納付を」と譲りませんでした。「売掛金が入金された数時間後には、口座の全額が差し押えられていて意図的だ。商売をつぶす気か」と抗議し、「生活費と経費支払い分の解除を」と求めました。
 後日、「要望のあった金額の差し押えを解除する」と区役所から回答があり、Kさんも「これで商売を続けていける」とひと安心しました。残っている保険料は、換価の猶予を申請して分納することを考えています。

 

 実態を無視した差し押えや滞納処分は、コロナ禍や不況で厳しい経営がつづく中、懸命に続けている業者の商売をつぶしかねません。民商では、商売をつぶす差し押えにしっかり抗議し、『換価の猶予』など制度を活用した商売を続けながらの分納計画を示して交渉しています。

 滞納や差し押えの相談は民商へ

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