仲間とのつながりが新しい仕事や励ましを生みます。最近そんな出会いと交流会がありました。

大工のＯさん（３０代）は、親から独立して仕事先を開拓しながら頑張っています。取引先の工務店からも、もっと大きな仕事を任されそうな状況になってきました。嬉しい反面、若くて経験不足なので不安もいっぱい。「同じ業種の先輩たちからいろんなことを学びたい」と思い、民商の仲間入りを果たしました。

民商ではさっそくOさんの要望にこたえようと、建設業や工務店の会員に呼び掛けて、Ｏさんの歓迎会と商売交流の場を設定しました。「そういう場なら行くで～！」「自分もつながりを作りたかった」など建設業の会員や役員が２つ返事で参加を決め、当日は16名が参加しました。出席したＯさん夫婦は「土曜日の夜なのにこんなにたくさん集まってくれるなんて・・」とびっくり。50代の経験豊富な会員さんたちも、お互い申告期ぐらいしか顔を見たことがなくほとんど初対面でした。メンバーの中には新会員のＦさん夫婦の顔もありました。Ｆさん夫婦は少し前に開催した新会員歓迎会に「歓迎される側」として参加したばかりですが、今度はＯさん夫婦を「歓迎する側」として、駆け付けてくれました。

最初はみんな緊張していましたが、「現場はどこ？」「事業を始めたきっかけは？」などざっくばらんな質問でどんどん盛り上がりました。業歴の長い工務店の会員も「現場の若い職人さんとつながりたかったので来てよかった」と話しました。

今回の歓迎会を機に商売の悩みを出し合ったり、仕事の回しあいなどもできたらと、参加したメンバーは励まし合えるつながりができて喜んでいます。

民商では、経営交流やレクレーションなど、家族ぐるみで親睦を深める取り組みも行っています。