消費税10%増税中止で“商売繁盛”福よこい! 署名集めて2月6日に国会請願します。
2019.01.15
消費税が導入されて30年、社会保障は改悪の一途です。税収増のほとんどが大企業・金持ち減税の財源にされてきました。民商では、消費税増税中止の署名に取り組み、全国から84万3千筆(2015年7月から2018年12月末の期間)を超える署名を集めて国会に届けてきました。
こうした運動と国民世論によって、消費税が8%へ引き上げられた後、2度も10%増税を延期させてきました。
新たに、「2019年10月からの消費税10%中止を求める」一点署名がスタートしています。(署名はこちらをクリック)
この週末も各地で消費税増税中止の宣伝が行われました。1月11日(金)は、岸和田・貝塚・泉佐野・泉南の4民商合同で、貝塚市の脇浜戎大社でえべっさん宣伝を行いました。「消費税10%中止で商売繁盛」のプラカードを掲げ、宣伝ティッシュ渡しながら署名をアピール。1時間で70筆を集めました。
脇浜戎大社の近くで鉄工業を営む貝塚民商会長が「消費税10%ストップさせよう!」と署名を訴えると、参拝者からは「ぜったい止めて。生活できへん」「増税あかんで。商売やっていかれへんようになる」「安倍も菅もあかん。戦闘機を買ってる場合とちゃう」と足を止めて、署名に協力してくれました。
対話していると、青年業者(小売業)から「インボイスって何ですか?」と質問がありました。10%と合わせて導入されるインボイス制度では、領収書等に「登録番号」の記入がないと、その分は消費税の納税額から控除できなくなります。登録番号は課税業者にのみ交付されます。そのため免税業者は商取引から排除されるか買い叩かれ、それがイヤなら売上1000万円以下でも自ら課税業者になるしかありません。(詳細はこちらをクリック。ビラをご覧ください)
そのことを伝えると、「ホンマですか?今は売上1000万以下なので関係ないと思っていました。署名します」と返事がありました。
また、近くの住宅で改修見積もりをしていた建設業者が「宣伝やってるなあ~と見てました。休憩に入ったので署名します。これ以上景気が冷え込むと、リフォームしたいと思う人が減って仕事に影響する」とわざわざ署名に来てくれました。
※集まった署名は2月6日の国会請願行動に持っていきます。
お近くの民商に署名をお寄せ下さい!