いよいよ確定申告スタート!民商でしっかり対策を
2019.02.19
18日から確定申告の受付がはじまり、各地の民商でも「安心・納得の申告をしたい」と自営業・フリーランスの相談・入会が相次いでいます。
無申告で調査に
大阪市内で運送業の下請けをしているAさんは、これまで無申告でした。最近になって税務署から呼び出しがあって出向くと、署員に言われるがまま期限後申告をさせられました。その額は、3年分で数十万円に。そのことを同業者に話すと「それは民商に行っとかな」と言われました。民商で市府民税や国保料も上がることを知らされ、さらにビックリ。「納得した申告ができるように」と入会しました。
記帳や申告の仕方に不安を感じて
グラフィックデザイナーをしているKさんは、これまでエクセルを使って自分なりに記帳・申告をしていました。「このやり方でいいのか不安」と、知り合いの会員から紹介され民商へ。経費の計上もれなど税金の仕組みを知ったり、収支内訳書の提出も義務でないことがわかって、「まったく知らなかった!聞けて良かった」と感激。民商の会計ソフトの説明も聞き、安心した様子で入会しました。
税務署は消費税10%増税を見越して無申告者の掘り起こしをすすめ、「おたずね」や「呼び出し」などの接触を増やしています。民商は申告の悩みや疑問に親身に対応、税金の仕組みや納税者の権利を学んでしっかり対策しましょう。
※収支内訳書の提出…「小規模事業者に過大な負担を押し付けてはならない」と国会で付帯決議されています。提出がないことで罰則はありません。