2023.03.03
確定申告の期限が迫り、多くの中小業者・フリーランスから「安心・納得の申告をしたい」「記帳を身につけたい」などの相談が寄せられています。
建設業のYさんは従業員から外注扱いになり、親方から「これからは自分で申告を」と思いもしなかった一言をかけられました。また、職人仲間でインボイスが話題になっていて、「どうしたらいいの?」と不安に。そんな時に知り合いから「民商なら自分で申告できるで。近所で集まりがあるから、一緒に参加しようや」と声をかけられました。
参加してみると、喫茶店や運送業などの会員が「商売どない?」「しんどいけど頑張らなアカンなぁ」と声をかけ合いながら、ワイワイにぎやかに自分の申告書を作成。インボイスも「登録期限が9月末に延長されたんや。あわてて登録する必要はない」「署名を集めて中止させなアカン」の話を聞き、Yさんも一安心。最後に、みんなから「同じ商売人どうし、助け合って頑張ろう」と声をかけられ、Yさんは「相談できる仲間ができるのは心強い」と民商へ入会することに。後日、申告も無事に作成することができました。
岸田政権は、税理士以外の税務相談を排除する「税務相談停止命令」を創設しようとしています。みんなで教え合いながら、自らの意思で申告する自主申告運動への介入です。岸田政権の大軍拡・大増税に反対の声を上げる民商を抑え込むのが狙いで、絶対に許せません。民商の「納税者の権利擁護を求める緊急署名」にご協力ください(署名用紙)。