2024.02.27
確定申告の期限が迫ってきました。民商では班会を開き、地域で商売をする会員が集まって、みんなで教え合いながら安心・納得の申告をすすめています。
鉄工業のYさんは親会社からインボイスを登録するように言われ、制度の中身をよく知らずに登録しました。その後、消費税申告が必要になることを知りビックリ。あわてて同業者の知人に相談しました。その知人は民商の会員で「今度、税金や申告について話し合う班会があるから、一緒に参加しようや」と声をかけられました。
班会に参加してみると、建設業や飲食店の会員が「商売どないや?」「物価が上がって大変やけど頑張らなあかん」と賑やかに交流していました。話題は自民党の裏金問題になり、「中小業者にはインボイスを押し付け、自分らはおとがめなし」「こんな政治は絶対におかしい」と怒りの声が続出。Yさんがインボイスを登録したことを話すと、建設業の会員から「ワシも元請からインボイスを言われたけど、登録しないことを決めたんや」との経験が。また別の会員からは「登録を取り消すことができるんやで」との説明もあり、Yさんは「登録をしない選択肢があったのか」と驚いた様子でした。また、ワイワイと自分の申告書を作成する雰囲気に「これなら知りたいことを気軽に何でも聞けそう」と民商に入会することを決めました。
班会の最後に、3/13に開催する民商の重税反対集会で「インボイスと悪政への怒りの声を上げよう」と、みんなで決意を固め合いました。