2019.09.26
民商では近隣の会員が集まって“班会”を開催しています。消費税10%を控え、対応や疑問を出し合い交流しています。
先日、茨木市のある班会ではスナック、飲食店などの会員が参加しました。まずなにが8%に据え置かれるのか、伝票、記帳などの経理はどうなるかなどを学習しました。参加した会員は「酒類は10%、ソフトドリンクは8%などが混在して仕入れがややこしい」「価格はとりあえず据え置こうと思っているが、利益が出るかどうか心配」「持ち帰りのコロッケは税率8%なのでレジの設定を追加したがややこしくなって大変そう」「2021年3月末には税抜き価格表示の特例が終わるので、税込価格にするときにまた売値とか記帳とかを見直さないといけない」「10月から値上げをしないとやっていけない。9月中に可能な限り仕入れしようと考えている」などの不安や対策を話し合いました。
また来春の確定申告は9月までの旧8%、10月からの複数税率になる新8%と10%と3つの区分経理が必要になるので「ややこしすぎる。どうやって記帳したらいいの?事務負担も増えて大変」「次の班会にノートパソコンを持ち込もう」とみんなで一緒にやってみることになりました。
民商にはいろんな業種の会員が加入しています。重くなる税負担と複雑な実務にみんなで知恵を出し合い、励ましあって、消費税に負けないで商売を続けていきましょう。