2024.02.18
2月7日、東京・砂防会館で全国中小業者決起大会(主催:全中連)が開かれ、大阪から63人の代表団として参加してきました。
集会はレゲエ歌手のリクルマイさんのミニライブでスタート。東北出身のリクルマイさんは「東北も震災から10年以上経っても大きな傷が残っている。被災地に冷たい政治を変えよう。私もこの後のデモに参加します!」と語り、「がんばろう」を熱唱。会場は手拍子と歓声で大盛り上がりに。
その後、全商連会長の太田さんが「この30年、消費税は上がり続け、地域の産業はボロボロになった。こんな日本にしたのは、国民生活を無視して私利私欲に走った自民党政治だ。こんな政治は変えよう」とあいさつ。各分野からもインボイス制度のひどさや自民党の裏金問題を批判する声が次々と・・・
圧巻だったのは石川・能登民商副会長の亀崎さん(建設業)の発言です。地震で多くの業者が営業と生活を奪われ、絶望のどん底にいる中、「民商は、自分たちに出来ることをやろうと支援物資を届けている。」ことを紹介。「今こそ民商の力を発揮して、ピンチをチャンスに変えたい。能登は負けません!」と力強く訴えると、会場は激励の拍手でいっぱいに。
集会後は、議員要請チームとデモチームに分かれて行動。デモチームは、まだ前日に降った雪が残る中、日比谷公園まで歩いて「インボイスは廃止を」「万博やめて被災地に回せ」「軍事費削って福祉に回せ」とアピール。途中の自民党本部前では、「自民党議員は裏金をちょろまかすな」と訴えるみんなの声が、とくに大きくなりました。
議員要請チームは、1125人分の声を集めたインボイス実態アンケートを持って、大阪選出の国会議員を訪問。「これが、インボイスで苦労させられている業者の実態だ」と訴えました。