「確定申告のことで話を聞いてほしい」と建設業の会員が民商事務所を訪ねてきました。昨年と比べると売上が大きく下がり、暮らしが大変とのこと。少しでも足しになればと遠方での仕事も多く取るようにしていますが、経費がかさみ厳しい状況は変わらないと話します。

　事務所にいた役員といっしょになって自主計算パンフを広げて話し合い。確定申告書を完成させると「こんなに税金が高くなるなんて…」と苦しい表情に。自主計算パンフを使い、大企業優遇の税制や増える軍事費を説明する中で「こんなんおかしい」と怒りがどんどん湧いてきます。相談に来た会員も「そういえばウラ金問題はどうなったんや？ぜんぜん解決していないのだから、まずそこを正さないと」と怒り心頭。そこで３月１３日の重税反対全国統一行動にいっしょに参加して、増税への怒りをぶつけようと話しました。また夏の参議院選挙で中小業者の営業と生活を守る政治へと変えていこうと盛り上がり「いろいろ話せてよかった」と最後は笑顔で終わりました。

　大企業・大金持ちばかり優遇する自公政権と維新の悪政が中小業者の営業と生活を苦しめています。民商では消費税引き下げ・インボイス中止の署名や集会（２・５業者大会の記事）に取り組んでいます。民商といっしょに商売・くらしを守れの声を上げていきましょう。